つかふべき数にをとらむ浅間なる
御手洗川のそこにわくたま

その昔平兼盛に詠われた湧玉の池は、富士宮市街の中心部に 大きく位置する富士宮浅間大社本宮の脇にある。
本宮は、全国の浅間大社総本山の名に恥じることなく、 重要文化財として社を構えている。
この浅間の杜(もり)の存在は、富士宮市に一種清廉な雰囲気を 醸し出している。浅間大社本宮を見ずして富士宮市は語れない。
湧玉池は、霊峰富士の雪解けの水が溶岩の間から湧き出るもので、 水温は摂氏13度、湧水量は1秒間に3.6リットル。 一年を通して数字は殆ど変わることがない。
昔から富士道者は、この池で身を清めて六根清浄を唱えながら 登山する習わしとなっていた。
茂る杜(もり)と清い水は、夏、涼をとる絶好の場だ。


「安形氏の名水リンク」 http://geogr00.geogr.s.u-tokyo.ac.jp/~agata/meisuilink.htm